スプレードライヤの技術案内

スプレードライヤとは?利用例技術案内Q&A集PDF 一覧表

私たちのスプレードライヤ技術は、多様多種な分野の産業で生かされています



スプレードライヤを使って作られる粉体製品は、意外と身近なところにあります。

例えば、ミルク・コーヒー・醤油・味噌・卵などの食品、携帯電話や電子ゲーム・コンピューターに使われている『電子セラミックス』、洗濯に使う洗剤やその中に入っている大切な成分、医薬品・化粧品、自動車の部品や自動車を作る機械の部品などです。

スプレードライヤの技術は、私たちの暮らしの中で不可欠なものとなっており、縁の下の力持ちとして活躍しております。

納入先業界
スプレードライヤで製造した粉サンプル
噴霧造粒


流動造粒機との組み合わせにより、微粒粉末を含まない流動性の良い顆粒状製品が得られます。

●用途
アミノ酸調味料、卵製品、医薬品、漢方薬

アルミナ
アルミナ▲
 
噴霧冷却造粒


スプレードライヤの熱風を冷風に替えて、加熱により溶融された液を噴霧、冷却凝固させることで、造粒製品が得られます。

●用途
脂肪酸、脂肪酸アミド、ワックス、モノグリセライド、塩ビ安定剤、特殊樹脂、
金属石鹸

ワックス(噴霧冷却造粒)
ワックス(噴霧冷却造粒)▲
 
噴霧晶析


スプレードライヤの熱風を使って、噴霧した液滴を濃縮するとともに結晶析出温度にすることで、造粒製品が得られます。

●用途
グルコースなどの糖類、薬品

グルコース(噴霧晶析)
グルコース(噴霧晶析)▲
 
マイクロカプセル


核物質と皮膜物質を混合、原液を調整して、噴霧することで、カプセル化された粒子が得られます。

●用途
医薬品、感圧紙のインク、香料、色素、オイル、接着剤、塗料

ビタミン(マイクロカプセル)
ビタミン(マイクロカプセル)▲
 
噴霧反応・冷却

排ガスなど高温ガスの中に反応液を噴霧して、 排ガス成分などと化学反応させることにより、乾燥粉末として回収します。

●用途
石炭ボイラー排ガス、各焼却炉の排ガス、排ガスの冷却用

 
噴霧熱分解

金属酸化物スラリーを1000℃程度の高温雰囲気中で微粒化すると、短時間で高純度の微細粒子が得られます。

●用途
ファインセラミックス、超伝導材料、電子部品材料、電池材料

 
噴体整粒


加熱空気により表面がザラついた粒子を表面を溶融させ、滑らかにします。

●用途
レジン、塗料、脂肪酸、ワックス

ビタミン(紛体整粒)
ビタミン(紛体整粒)▲
 
PAGE TOP ↑